トヨタ自動車専務役員の伊地知隆彦氏は2012年2月7日、同社の決算会見の場で改めて国内での技術開発に力を注ぐ姿勢を示した。「圧倒的な技術力を持って世界で戦うときに、日本の人材と供給体制は頭一つ抜けている。技術力にこだわるために、日本にこだわる」と述べた。トヨタはかねて、国内の生産台数として300万台を維持する考えを示している。この数字に対しては「日本で造って経済合理性のある自動車の台数を積み重ねていくと、今は300万台くらいになる」(伊地知氏)とし、あくまで経済性を重視した数字であることを強調した。



 世界一の燃費性能を誇るトヨタの新型ハイブリッド車「アクア」が、いよいよ発売された。1.5Lエンジンと減速機構付きのハイブリッドシステム「THS?」により、JC08モードで35.4km/Lの燃費性能である。当初、1.5LエンジンのTHS IIと聞いた際には、2代目プリウスのユニットを活用したのかと思ったが、1.5Lエンジンは中身が70%新しくなり、二つのモータ/発電機もそれぞれ新設計で小型化されている。プリウスより42kgもシステム質量が軽くなっているという。



 日産自動車は2012年2月7日、小型ハッチバックのコンセプト車「INVITATION(インビテーション)」を「ジュネーブモーターショー2012」(一般公開日:2012年3月8〜18日)に出展すると発表した。2013年に欧州で発売する予定である。



 スズキは、燃料電池システムを開発・製造する合弁会社、SMILE FCシステム(SMILE FC)を2012年2月に設立する。燃料電池システムを開発する企業であるイギリスIntelligent Energy社(IE社)を傘下に持つイギリスIntelligent Energy Holdings社(IEH社)とスズキがそれぞれ50%ずつ出資し、日本で設立する